産後のママ、膀胱炎率高め!

産後は膀胱炎になりやすい?!

産後は膀胱炎になりやすいというのはご存知でしょうか。
元々男性より女性の方が尿道が短く、細菌などが侵入しやすいので膀胱炎になりやすいのです。
また、女性の場合は、妊娠中や出産時の負担が原因で膀胱炎になりやすいと言われています。

 

私を含め、まわりのママたちの膀胱炎率のなんと高いこと!
それくらい産後のママにとっては身近な病気なのです。

膀胱炎の症状とは?

では、膀胱炎になるとどのような症状が起こるのでしょうか。
まず、軽い症状の場合はおしっこをしても残尿感があったり、おしっこをしてもすっきりしない、痛みなどがあります。

 

また、トイレに行く回数が増えたり就寝時でもおしっこをしたくなるなど頻尿になります。

 

あと、おしっこが濁ったり血が混じったりすることもありますので、このような症状がある場合はすぐに受診しましょう。
強い炎症が起こった時はおしっこをするときに差し込むような痛さがあったり、下腹部に痛みを感じることもあります。

 

膀胱炎は菌が入っていることが多いので、急性の場合は抗生物質を飲まなくてはいけませんし、膀胱炎を繰り返している内に慢性膀胱炎になることもありますので、おしっこをするときやした後に違和感や痛みがある時はすぐに病院を受診した方が良いでしょう。

 

なぜ産後に膀胱炎になりやすい?

おしっこを我慢しすぎるのはNG?!

産後に膀胱炎にかかりやすいということですが、その理由は菌が原因でなる膀胱炎と、おしっこを溜めている状態が長いために起こる2つの原因があります。

 

まず、おしっこを溜めていることが原因で起こる膀胱炎は、神経が鈍くなっていることで起こります。
出産する時の痛みは、経験した人ならわかると思いますが、耐えられないほどの激痛がおきます。

 

この痛みに耐えて出産するため膀胱の神経も鈍感に、おしっこをしたくなる神経も鈍感になり、尿が出にくい状態になると考えられています。

 

そのため常に膀胱におしっこが貯まっている状態になり、膀胱が大きく広がった状態が続くと機能が低下しやすく、感染を予防する力も低下してしまいます。

 

そもそも排尿することで尿道などを洗い流す働きがあるので、おしっこの間隔が開くことでそうした洗い流しができない、そうしたことから「おしっこの我慢のしすぎは膀胱炎になる」と言われているのです。

悪露が原因?

次に菌が原因で産後に膀胱炎になりやすいのは、デリケートゾーンを清潔に保てないためです。
出産すると産後6〜8週間くらいまでは悪露(おろ)がでます。

 

この悪露は、産後に胎盤が出てから子宮内に残っている粘膜や血液などが排泄されている状態なのですが、産後3〜4日が特に排泄が多く大量に出てきます。
また、会陰切開をした人は傷口が完全にふさがるまでに産後一週間〜10日くらいかかります。

 

このように、会陰切開の傷口をキレイにケアできていなかったり、悪露が出ている間は清潔に保つことができていないと、尿道から菌が入ってしまいますので膀胱炎になってしまうのです。

 

また、産後は会陰切開などの影響でお腹に力を入れることが難しく、おしっこをするだけでも切開した部分に痛みを生じます。

 

そのためできるだけおしっこをしたくないと、排尿を我慢することが多くなり、膀胱におしっこが溜まっている状態が続くので膀胱炎になりやすいと言われています。

 

授乳中の膀胱炎、薬は飲める?

授乳中でも膀胱炎の薬は飲める?!

膀胱炎になると抗生剤を飲んで菌を殺す処置をしますが、授乳中の場合もこの薬は飲めるのでしょうか。

 

薬を飲むということは、その成分が血液を通りますので、血液から作られる母乳にも影響が出てきます。
生後28日までの新生児の場合、免疫力も弱いですし自分の力で薬を代謝する能力は、まだ完全ではありません。

 

そのため、薬の影響を受けやすくなりますので授乳中はどんな薬を飲むのも注意が必要です。
ですが、膀胱炎を放っておいても悪化するだけですからママの体も心配です。

 

受診の際は授乳中であることを伝えましょう!

膀胱炎の受診をするときに授乳中であるということを医師に伝えましょう。
すると、通常の膀胱炎の薬ではなく授乳中でも飲める薬を出してくれますので、安心して授乳できますし治療に専念することができます。

 

一番安心できるのは、服薬している間ミルクに切り替えること。
ただ、その状態が長引くとおっぱいが詰まって乳腺炎になってしまったり、生産量が減ってしまたりすることも。
授乳の間隔で搾乳する必要があります。

 

そして、市販されている薬は絶対に使用しないことです。
自分で勝手な判断をするのではなく、きちんと医師に相談してから薬を飲むようにしましょう。