産後に頭痛が起こりやすい理由

産後ママは頭痛に悩まされることも

頭痛もちのママが産後に再び頭痛に悩まされるというのは少なくありません。
かくいう私も片頭痛もち、産後の頭痛に悩んだ一人です。

 

これは、女性ホルモンが関係している頭痛のため妊娠中と産後では頭痛の起こりやすさに違いが出てくるのです。

 

一般的に肩こりなどからくる頭痛は緊張性頭痛と言われており、肩こりが解消されると治ります。
ですが、女性に多い片頭痛はホルモンバランスが原因のひとつだといわれています。
そのため、月経や妊娠、出産などがありホルモンバランスが乱れやすい女性の方が男性に比べて3倍以上の発症率があると言われています。

 

生理の2日前や生理中、生理後3日間くらいなど、生理にかかわる日で頭痛が起こる女性は多いのではないでしょうか。
ホルモンバランスが乱れやすい時期、それで片頭痛になりやすい人が多いんですね。

 

生理になると女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンというホルモンのバランスが崩れます。
この2つの女性ホルモンが片頭痛に大きな影響を受けていると言われていますが、妊娠中はこの2つの女性ホルモンは減らずに徐々に増えていきますので女性ホルモンが安定し片頭痛が起こりにくくなります。
確かに妊娠中はあまり頭痛になった記憶がありません!

 

ですが、産後再びこれらの女性ホルモンがもとの状態に戻るために急激に減少するため片頭痛が起こりやすくなりますし、産後の生理が始まると再び片頭痛が起こるのです。
私も一番ひどかった産後の頭痛、生理が戻ってくる前後でした・・・。

 

緊張性頭痛・片頭痛 NGなこと、OKなこと

緊張性頭痛の場合はマッサージも取り入れましょう

緊張性頭痛の場合は、肩こりなどの筋肉の緊張などで血行不良になってしまい、頭痛が起こりやすいといわれています。

 

抱っこ紐などで肩が凝りやすかったり授乳などで同じ姿勢をとっているなど、まさに筋肉の緊張する機会が多いママたち。

 

ですので、緊張性頭痛は、筋肉の凝りなどをほぐし、ストレスがかかっていると感じたら休憩をするなどで予防できるので、ストレッチや入浴などで血行をよくするとよいでしょう。
頭痛が起きた後でも、こうしたストレッチ、入浴、マッサージなどでいくらか痛みが和らぐことも。

 

片頭痛は安静に

一方、片頭痛の場合は血行不良ではなく、急激な血管の拡張や収縮によって起こりますのですぐに治まらないことが多いのです。
一般的に、片頭痛の場合はマッサージや入浴などで血行を促進させると余計に悪化するといわれています。
頭や首などを冷やして気持ちい場合はそのままにしておくとよいでしょう。

 

妊娠、授乳中でなければ速やかに処方された頭痛薬などを飲んで対応する人が多いようです。

 

ですが産前に飲んでいた薬も授乳中は服用できない、または数時間空けなければならないことも。
片頭痛で生活や仕事に支障が出るほどツライ人もいますので、あらかじめかかりつけの医者に飲んでもよい頭痛薬を聞く、貰っておくと安心です。

 

では、授乳中に頭痛鎮痛剤はどのように飲めばよいのか、またどんな鎮痛剤なら飲んでも問題ないのでしょう。

授乳中でも頭痛薬は飲める?

一般的な片頭痛の場合は、頭痛の特効薬と呼ばれているトリプタン製剤の中で「イミグラン」を使っている人も多いのではないでしょうか。

 

妊娠前はイミグランで片頭痛のコントロールをしていた人が多いのですが、授乳中は、イミグランを使用すると、使用後12時間は授乳できなくなります。

 

また、その他のトリプタン製剤の頭痛鎮痛剤を使った場合は24時間授乳ができなくなりますので片頭痛が出たからと言って、「いつもの薬」を飲むのは大変危険です。

 

妊娠中にトリプタン製剤を飲んだことで胎児が奇形になるリスクが高まるといわれており、授乳中も赤ちゃんに何らかの影響を可能性があると言われています。

 

また、漢方なら薬ではないので大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、頭痛鎮痛剤の漢方として有名な「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」は妊娠中は使用できません。

 

産後の片頭痛を抑えるために漢方を使う場合も、必ず授乳中であるということを店主に話ましょう。

 

授乳中でも飲める鎮痛剤とは?

では、産後の片頭痛を抑えるために飲んで良い鎮痛剤と飲まない(推奨されていない)鎮痛剤をご紹介しましょう。

 

授乳中でも鎮痛剤は飲める?

授乳中に処方される鎮痛剤はカロナールが多いのですが、カロナールでは効かないという人も中にはいます。
国立成育医療研究センターによると下記の鎮痛剤は授乳中でも飲めるとのこと。。

国立成育医療研究センターが推奨している授乳中の鎮痛剤

カロナール(アセトアミノフェン)、ケトプロフェン、イブプロフェン、ジクロフェナック(ボルタレン)、インドメタシン、ピロキシカム、フルルピプロフェン、エレトリプタン(レルバックス)、スマトリプタン(イミグラン)※ただし、イミグランは使用後12時間は授乳できません

この9種類以外のトリプタン製剤や鎮痛剤として有名なロキソニンは推奨されていませんので授乳中は控えましょう。
産後に頭痛が再発した時は、授乳中ということもありますので、市販薬ではなく、できれば産婦人科で薬を処方してもらった方が確実です。

 

どうしても病院に行く時間がないという場合は、先ほど挙げました9つの鎮痛剤の中から選ぶようにしましょう。
可能なら服用後2〜3回の授乳はミルクに切り替えると安心ですよね。

 

また、産後の頭痛が起こる場合に、片頭痛だけではなく赤ちゃんをよく抱っこするので肩こりが起こり、緊張性頭痛が併発している可能性もありますので、片頭痛と緊張性頭痛の両方が疑われる場合は、産婦人科に相談しましょう。